【一戸建ての外壁塗装】耐用年数で選ぶならどの塗料がいい?

2024.02.15

堺市を中心に大阪全域で外壁塗装・屋根塗装を承っております、松村建装です。

一戸建てをお持ちだと、メンテナンスとして必要な外壁塗装・屋根塗装。
そこで考えておきたいのが、塗料の耐用年数です。
塗料のグレードによって、耐用年数は異なります。
グレードの低い塗料は値段もお手頃なので、懐の厳しいときはこちらを検討するかもしれませんが、長い目で見たら高コストなことも。

今回は、外壁塗装・屋根塗装で参考にしたい、塗料の耐用年数と選び方についてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。

■ 塗料のグレードと耐用年数

外壁塗装・屋根塗装で使用されている塗料として、以下があげられます。

・ウレタン塗料

耐用年数 8~10年
費用単価 1,800~2,200円/m²

ウレタン樹脂が入っており、塗装する素材を選びません。
耐用年数が短くあまり使用されませんが、金属付帯部の塗装に使用されることがあります。

・シリコン塗料

耐用年数 10~15年
費用単価 2,500~3,200円/m²

シリコン樹脂が入っており、最もコストパフォーマンスに優れた塗料。
多くの住宅に使用されており、耐用年数の信頼性が高いでしょう。

・ラジカル制御型塗料

耐用年数 10~16年
費用単価 2,500~3,000円/m²

シリコン塗料などにラジカル制御型酸化チタンを混ぜており、紫外線によるダメージを抑えられます。
発売されて間もないことから、耐用年数が推定の域を出ていませんが、シリコン塗料よりもこちらを選ぶ方が増えてきています。

・フッ素塗料

耐用年数 15~20年
費用単価 3,500~4,500円/m²

フッ素樹脂を入れており、有機塗料のなかでは最も長持ちする塗料です。
大型施設・公共建築物などの塗装に用いられ、東京スカイツリーの塗装もフッ素塗料が使われています。

・無機塗料

耐用年数 20年~
費用単価 4,500~5,500円/m²

セラミックやケイ素といった無機物を合成樹脂と混ぜた塗料です。
ガラスを塗るようなものなので耐火性などもありますが、性能が不確かなことも多く、導入するなら大手メーカーのものにするなど、検討を重ねたほうがいいでしょう。

■ 長持ちするほうがお得なことも

コストパフォーマンスなどの面から、シリコン塗料が選ばれる傾向にありますが、フッ素塗料を選択すると全体のコストは低くなることもあります。
外壁塗装・屋根塗装は一度すれば終わりというわけではなく、定期的に行う必要があるからです。

最初の塗装は築10~15年ほどで行われますが、シリコン塗料で塗装した場合、その10~15年には耐久性が低下するため、また塗装しないといけません。
一戸建てでよく使用されている窯業系サイディングの寿命は40年ほどなので、シリコン塗料で塗装するなら2~3回実施することになるでしょう。

一方、フッ素塗料で塗装すると、2回に抑えられます。
塗料の単価は高いですが、耐久性が高いことから工事の回数が少なくなります。実質こちらのほうが安く済むといえるでしょう。

■ 工事の回数が多くなるほど費用は高くなる

外壁塗装・屋根塗装は、工事の回数が多いほど、全体の費用が高くなります。
その高くなる要因のひとつが足場です。
足場の費用は、全体の施工費の20%ほどを占め、100万円の工事なら20万円ほどがかかると考えていいでしょう。
塗装が2回なら40万円ほどで抑えられますが、3回塗装するなら60万円かかります。

2024年4月1日からは、足場の施行規則が変更され、作業員の安全のために、より多くの部材を使用することが義務づけられています。そのため足場代が高くなる可能性があり、できるなら工事の回数が少なく済むよう、高耐久の塗料も考慮したほうがいいかもしれません。

■ 売却を考慮するなら短めも

お家を近々手放す予定があるなら、ウレタン塗料やシリコン塗料の塗装がお得です。
フッ素塗料を使用しては、むしろマイナスになってしまうでしょう。
売却をする場合は、塗装してあると「手入れが行き届いている」「買ってすぐメンテナンスをしなくて済む」と、買い手側にプラスに働きやすいです。
なお、取り壊して土地として売るなら、塗装の必要はないでしょう。

■ 大阪府での外壁塗装・屋根塗装は「松村建装」にお任せ!

★ Before → After


松村建装は、大阪全域にて外壁塗装・屋根塗装・内部塗装を承っております。

当方では、お客様に塗料の保証期間・グレードを説明し、予算にご無理のない範囲で提案をいたします。
ご契約を急かすことはございませんので、じっくりご検討いただければ幸いです。
また、中間マージンがかからないため、直接ご依頼いただくと、大手の会社様よりリーズナブルに施工できます。
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■ まとめ

自身のライフプランによっては、よく選ばれるシリコン塗料よりも、フッ素塗料やハイブリッド塗料を検討したほうがいいこともあります。
耐用年数が長いと工事の回数を最小限に抑えられるため、コストを削減できます。

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